このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
|
 |
 |
|
NSC発行「Safety + Health」2003年5月号
ニュース
マネジメントシステムで、環境パフォーマンスを後押し
ノースカロライナ州チャペルヒル − ISO 14000のような規格化された環境マネジメントシステムは、組織の運営、管理効率や法令遵守はもちろん、環境パフォーマンスも改善できることが、最近の調査で確認された。
ノースカロライナ大学の調査団は、環境マネジメントシステムの実施が企業にどのような影響を及ぼすか、これを見極めるため、5年間にわたり、17州に散らばる83施設の協力を得て調査した。
環境マネジメントシステムでは、環境を保護し、環境パフォーマンスを改善するためには、組織としては何ができるか、また、どうやってこれを達成するか、これらを特定する。概して、組織は、システムの開発に満足しており、86%は、その成果を報告している。
大手上場企業は、予算や人材がより潤沢なため、環境マネジメントシステムはうまくいったが、政府や小規模事業者は、システムを活用して、より良い成果を出せるよう、これまで持ち合わせていなかった能力を構築した。小企業の開発費用は、モデルを提示して、他の企業に倣うよう奨励する政府の支援プログラムにより、節減できたと、調査団は付言した。
|
|