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NSC発行「Safety + Health」2003年7月号

産業特集

 農業 

有害農薬訓練施設、開設


 アイオワ州ぺオスタ − 米国農業安全教育センター(The National Education Center for Agricultural Safety)は、今月、農薬の有害性を扱う新しい訓練施設を開設する。
 教育センターのサム・スティール理事長によると、農業化学・無水アンモニア・プロパン訓練施設は、主として市販の農薬散布者を対象とした、化学安全訓練の実践および座学プログラムの一部をなす。農業安全教育センターでは、保険損害査定人や保険業者、消防士などの緊急対応スタッフも訓練する。
 スティール理事長は、農薬の貯蔵、運搬や使用に関する情報や訓練が不足しているため、このような施設が必要とされていると述べた。さらに、プロパンの貯蔵は、農場を危険な状態にするとも付け加えた。
 訓練施設は、7月15日、ノースイースト・アイオワ・コミュニティ大学ぺオスタ校内に開設される予定。米国農業安全教育センターは、同大学と全米安全評議会(NSC)のパートナーシップによるものである。