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NSC発行「Safety + Health」2003年7月号
産業特集
OSHA、歩行面・作業面基準及び個人用保護具基準の墜落・転落防止条項の改正案に関しコメントを募る
ワシントン − 労働安全衛生庁(OSHA)は、歩行面・作業面基準の改正案および個人用保護具基準の墜落・転落防止条項の改正案について、規則作成記録を90日間、再公開している。
この二基準につき、OSHAが初めて改正案を提案したのは、1990年。それ以来、技術は変化、産業慣行は進化し、管理費用にも影響を及ぼしてきたと、当局は主張する。OSHAは、こうした変化に関し、データや資料を収集するため、規則作成記録を再公開、各改正案をめぐる具体的な問題について、コメントを募集する。
歩行面・作業面基準は、重傷または致命傷の原因となるすべり、つまずきや墜落・転落から労働者を保護するため、一般産業向けの諸要件を規定している。OSHAは、検定済みはしご、固定はしごの横木幅、墜落・転落防止制御体系、足場や制御式降下装置、懸垂状態での作業用固定金具(anchors for suspended work)のほか、鉄道・運輸会社の所有車両、自走式、動力式機器をめぐる諸問題について、コメントを求めている。
一般産業向けの個人用保護具基準には、個人用保護具の着用や保守をめぐる要件や、目、顔、頭や呼吸器を保護する多様な個人用保護具の要件に関する具体的な条項も含まれている。OSHAは、墜落・転落防止用の胴ベルト型安全帯の着用を禁止すべきかどうかについて、また、いくつかの現行の一般産業基準の墜落・転落防止修正案について、どういうコメントが出てくるか、関心を寄せている。
コメントは、http://ecomments.osha.govにメールしてもよい。コメント送付に関する詳しい情報は、審理予定表室まで電話(202-693-2350)で照会されたい。
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