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NSC発行「Safety + Health」2003年7月号
ニュース
NSC、運輸法案を称賛、問題意識を表明 |
イリノイ州アイタスカ − ブッシュ政権の水陸交通機関再認可法案(SAFETEA)は、新しい安全対策の導入を称賛されている。
同法案は、新しいシートベルト奨励プログラムを導入、州政府に対し、初のシートベルト法制定を奨励する。全米安全評議会(NSC)のアラン・C・マクミラン会長兼CEO(最高経営責任者)は、ブッシュ政権がこの一回限りの奨励金を州政府向けに導入した点を評価。「これは、シートベルト着用を増やし、人命を救うよう、州政府を大いに鼓舞するものである」と、マクミラン会長。「また、奨励金は、増える一方の予算赤字と取り組む多くの州政府にとって、喜ばしいニュースとなる」。
しかし、マクミラン会長は、ブッシュ政権は、飲酒運転についてもう少し取り組むべきであると述べた。「NSCは、2002年現在、3年連続でアルコール関連の死亡事故が増えていることを大いに危惧する」と同会長。
5月14日に発表されたこの水陸交通機関再認可法案は、公共交通機関への米国史上最大の投資となり、向こう6年間で2,470億ドルを投入する。ちなみに、終了する交通機関衡平法(TEA−21)の投入金額は、2,170億ドルである。
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