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NSC発行「Safety + Health」2003年7月号

産業特集

 サービス業 

OSHA、オンラインでSARS情報提供


 ワシントン − 労働安全衛生庁(OSHA)は、事業者や従業員に役立つ、重症急性呼吸器症候群(SARS)に関する情報を提供している。情報は、当局のウェブサイト、www.osha.govで閲覧できる。
 「職場における安全衛生に関し、新しい問題が発生するため、もっとも必要としている人々に情報を届けることは肝要である」とジョン・ヘンショーOSHA長官は述べた。「SARSについて、われわれが知らないことはまだたくさんあるが、知っていることを共有するのは、リスクを評価し、適切な予防措置を講ずる際に、一人一人が情報に基づいた決定を下すのに役立つ」。
 OSHAウェブサイトの情報には、職場におけるSARSのリスクを討議する上で、事業者を支援するパワーポイント図表や、SARS患者のいる職場で講ずべき予防措置に関する情報、SARSに関するその他の省庁のデータ表、ガイダンスや情報へのリンクも含まれている。