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NSC発行「Safety + Health」2003年7月号

産業特集

 運輸 

国防省プログラム、航空事故の削減を目指す

 ワシントン − エアロスペース・デイリー紙(Aerospace Daily)によれば、ドナルド・ラムズフェルド(Donald Rumsfeld)国防省長官は、今後2年間で航空事故の半減をめざした、国防省キャンペーンの開始に関する覚書に署名した。
 ラムズフェルド長官は、デビット・チュ−(David Chu)人事・準備担当次官に、同キャンペーンの監督を指示した。チュ−次官は、安全運動実施の「詳細な指示」を出すとデイリー紙。
 デイリー紙によれば、議会調査サービスは、国防省が、過去数年間、航空機事故の削減に実質的な進歩を見せてはいないと結論、ラムズフェルド長官自身も、安全問題が悪化しつつあると示唆している。
 エアロスペース、・デイリー紙は、この新しいキャンペーンが、航空機事故のみならず、地上車両衝突、弾薬の不慮の爆発、船上火災についても取り組むよう期待する。この運動は、財務省で成功した事故削減プログラムを手本とする。