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NSC発行「Safety + Health」2003年8月号
ニュース
全米安全評議会(NSC)創立90周年:設立許可状の取得 |
50年前のこの月、ドワイト・D・アイゼンハワー大統領(President Dwight D. Eisenhower)は、全米安全評議会(NSC)に連邦政府発行の設立許可状を授与する法案に署名した。1953年8月13日、NSCは、大統領の署名で、連邦法人に格上げされた。
これは、NSCが政府機関になる、あるいは連邦政府の助成金を交付されるということではない。むしろ、「公式な承認という評価を授かった」と、当時のネッド・H・ディアボーン(Ned H. Dearborn)NSC会長は記している。
議会に同法案を提出したクリフ・デイビス(Cliff Davis)下院議員(テネシー州選出)は、NSCの第41回年次会議&展示会(41st Congress & Expo)の特別式典で、設立許可状を授与した。デイビス議員は、設立許可状は、政府の表現で、NSCが「いうなれば、運転免許を取得する年齢に達したということである。今後は、これまで以上に早く、遠くへと進まねばならない。これは、政府の言い方で、『われわれは、あなたがたの力量を信頼する。あなたがたを支持する。さあ、仕事にとりかかってください』」。
デイビス議員から設立許可状を受け取ったNSC理事会副理事長(vice-chairman of the council's board of trustees)のジョン・スティルウェル大佐(Col. John Stilwell)は、「家庭や職場、道路、農場、子供たちの間など、人間の活動のあらゆる分野で、あらゆる場所で、あらゆる災害現場で、死亡災害を減らすという厳しい、間断のない闘い」を、引き続き先導するという「権利だけでなく義務」をNSCは政府から与えられたと述べた。
50年後の現在も、NSCは、この使命を遂行する。
安全のリーダーであるNSCの創立90周年を記念して、本誌は、1年間を通じ、NSCの遺産のなかでも重要なものを紹介する。
毎月号の90周年記念の囲み記事で紹介する、NSCの安全第一の取り組みにまつわる話題に期待されたい。
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