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NSC発行「Safety + Health」2003年9月号

産業特集

 製造業 

OSHA、フォークリフトシートベルト指令の改定を中止

 ワシントン − OSHAは、シートベルトを着用していないフォークリフト運転士に対する監督官の召喚権限を制限する遵守指令を遂行しないと決定した。
 この決定は、産業用動力トラック運転士訓練(Powered Industrial Truck Operator Training)(CPL2-1.28A)指令の2002年9月の改定案に対する反応に基づいて、下された。反応の大半は、規則を改変すべきではないとの考えであった。
 改定案は、フォークリフトの転覆や異常接近の履歴がない場合、あるいはフォークリフト転覆の可能性が低い場合、監督官による事業場の召喚を減らすというものであった。
 改定に反対していた産業用トラック協会(Industrial Truck Association、ワシントン市)は、この度のOSHAの決定を歓迎した。