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NSC発行「Safety + Health」2003年9月号

ニュース

事実チェック
死亡する確率はどのくらい?

 全米安全評議会(National Safety Council: NSC)が発表した最新データによると、非運輸関連の傷害で死亡する確率は、運輸関連の傷害で死亡する確率よりわずかに低く、およそ70人に1人の割合である。新しく算出された死亡確率は、NSCのウェブサイト、www.nsc.orgで閲覧できる。

関心分野のひとつ、転倒・落下の場合。
  転倒・落下の型   死亡者数   1年内に
  死亡する確率  
  生涯にわたる  
死亡確率
  転倒・落下全体 13,322 20,666 269
  同一平面
  (すべり、つまずき、よろめき)
565 487,267 6,336
  同一平面のその他 1,885 146,051 1,899
  ベッド、椅子その他の家具 650 423,548 5,508
  階段、はしご 1,307 210,640 2,739
  はしご、または足場 412 668,218 8,689
  建物、建造物 506 544,083 7,075
  ある高さから別の高さへ 687 400,737 5,211
  その他分類不能の転倒・落下   7,310 37,662 490

出 所:全米安全評議会(NSC)は、米国衛生統計センター(National Center for Health Statistics)および米国国勢調査局(U.S. Census Bureau)の2000年度のデータを基に推計。死亡者数は、世界保健機関(World Health Organization: WHO)の「国際疾病分類(International Classification of Diseases: ICD)」改訂第10版をもとに分類した。
注)英語では、落下以外に同一平面での転倒も含め、Fallで表現している。