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NSC発行「Safety + Health」2003年10月号
産業特集
NIOSH、殺虫剤と脳ガンの関連を否定
ワシントン − 新しい2点の調査報告書は、殺虫剤暴露と脳ガンの一種、神経膠腫(glioma)との間には、明確な関連性がないと報告する。
報告書は、国立労働安全衛生研究所(NIOSH)の中西部北部衛生調査(Upper Midwest Health Study)の一環であり、1990年代初めに、農業従事者間の脳ガンの多発を米国人チームやヨーロッパ人チームが発見したことが契機となった。
調査は、アイオワ、ミシガン、ミネソタ、ウィスコンシンの4州の男女について、農業地域における暴露と脳ガンの関連性を調べた。
NIOSHは、農業従事者の脳ガンの多発について、こんどは窒素肥料や家畜からの感染などから、原因を探っている。
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