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NSC発行「Safety + Health」2003年10月号
ニュース
NIOSH、溶接ヒューム暴露を調査
ワシントン − 国立労働安全衛生研究所(National Institute for Occupational Safety and Health: NIOSH)は、溶接ヒュームへの職業性暴露の影響を探るのに、より包括的、詳細かつ複雑なデータを必要としている分野を特定するため、戦略的調査を続行すると発表した。
NIOSHによれば、溶接および溶接関連の職業に就いているのは40万人以上。いくつかの調査では、溶接ヒュームへの職業性暴露は、呼吸器、神経、生殖器へ深刻な影響をもたらすリスクがありそうだと指摘している。しかし、NIOSHは、最後的回答を出すには、手持ちのデータは、概してあまりにも限定的だと述べた。
今年はじめ、NIOSHは、溶接業務に関連する健康障害を扱った科学論文の評論を刊行した。「溶接業務の健康障害(Health Effects of Welding)」は、多数の溶接工に気管支炎、気道の炎症及びその他の呼吸器疾患を見いだした過去の調査に言及している。
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