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NSC発行「Safety + Health」2003年10月号

ニュース

ブッシュ、ユタ州知事をEPA長官に指名

 ワシントン − ブッシュ大統領は、8月11日、環境保護庁(Environment Protection Agency : EPA)の新長官に、ユタ州知事(Utah Governer)、マイク・リーヴィット(Mike Leavitt)氏を指名した。リーヴィット知事は共和党員。現在、州知事として3期目を迎えており、全米で最長期間、現職にある。
 ホワイトハウス職員は、リーヴィット氏を大気、水質の改善や、土壌保全の実績を持つ環境問題のリーダーと呼ぶ。多様なメディア報道は、自称中道派、州政府主体の環境規制の主唱者で、取引上手な人物とみなしている。
 一方、EPAで過去2年間、一般弁護士(general counsel)を務めたロバート・E・ファブリカント(Robert E. Fabricant)氏は、8月14日、ホワイトハウスに辞表を出した。
 ファブリカント氏の辞職は、当局の2名の高官、クリスティ・ホイットマン長官(Christie Whitman, Administrator)およびリンダ・フィッシャー副長官(Linda Fisher, Deputy Administrator)の辞職に続くものである。
 ファブリカント氏は、EPAに入局する前は、ニュージャージー(New Jersey)州知事を務めていたホイットマン氏の主席弁護士(chief counsel)であった。ファブリカント氏は、ニュージャージー州で開業すると述べた。