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NSC発行「Safety + Health」2003年10月号
産業特集
FMCSA、労働時間規則の改変を求める請願を却下
ワシントン − 連邦自動車運輸安全局(Federal Motor Carrier Safety Administration : FMCSA)は、2004
年1月付けで発効する新しい労働時間規則(Hours of Service
rule)の改変を求めた8件の請願を却下した。 「新しい労働時間規則は、安全を改善し、幹線道路の全利用者をよりよく保護する一方で、合理性や一貫性、監督行政の実行可能性と釣り合いが取れている」と、当局のアネット・M・サンドバーグ長官(Annette
M. Sandberg, administrator)は述べた。「運輸会社やドライバー、監督当局は、2004
年1月4日の発効日に備えなければならない点を考慮し、これらの請願者には、発効日を守るに充分なゆとりを与えて、請願を却下した」。 4月24日に発表した新規則は、運転時間を10時間から11時間に増やし、当番時間を15時間から14時間に減らし、非番時間を8時間から10時間に増やす。 請願を出したのは、エジソン電気研究所(Edison
Electric Institute、ワシントン市)、フォックス・ニューズ(Fox News、ニューヨーク市、New York)、労働時間連合(Hours of
Service Coalition、ヴァージニア州アレクサンドリア市、Alexandria, VA)、全米プロパンガス協会(National Propane
Gas Association, ワシントン市)、ピナクル・ウェスト・キャピタル社(Pinnacle West Capital
Corp.、フェニックス市、Phoenix)、サビル・アップリンク社(Sabil Uplink、ケンタッキー州ルイヴィル市、Louisville,
KY)、サザン・カリフォルニア・エディソン社(Southern California Edison
Co.、ローズミード市Rosemead)、ウォルマート(Wal-Mart、アーカンソー州ベントンヴィル市、Bentonville,
AR)の8団体。 労働時間連合の先鋒、スナック食品協会(Snack Food
Association、ヴァージニア州アレクサンドリア市、Alexandria,VA)のデイヴ・デクスター政府・公共問題担当上席副社長(Dave Dexter,
senior vice president of government and public
affairs)は、今回の決定は、驚くものではないと述べた。「これは最終規則であったから、当局が多くの時間を費やした後に、再公開するよう要請していたのである」と同氏。 労働時間連合は、短距離運送ドライバーには、新旧どちらかの規則の遵守という選択肢を与えるよう、当局に請願してきた。短距離運送では、ドライバーは、労働時間の多くを、荷積み、荷降ろし、仕入れ、販売促進などといった非運転業務に費やすと、デクスター氏は言う。労働時間連合は、今回の当番時間の変更は、こうした労働者には無意味だと考えている。 労働時間連合は、次の手立てを検討していないが、この問題が「終わったわけでは全くない」とデクスター氏は言い切った。
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