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NSC発行「Safety + Health」2003年10月号
産業特集
新規則、外国人鉄道労働者に薬物検査を義務付け
ワシントン − 連邦鉄道局(Federal Railroad Administration)は、外国籍の鉄道労働者に対し、薬物・アルコール検査を義務付ける規則案を改正した。当局は、この問題について、カナダ当局と協議してきた。また、メキシコ政府とも協議し、同国は、新規則に整合する規制を公布する予定である。
規則案によれば、次の点を改正する予定。
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連邦鉄道局は、線路10マイルまでの距離に限り、列車運行または操車業務のための、米国内への外国籍の鉄道労働者の立ち入りを認める例外を設ける。 |
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鉄道安全や公共の利益に整合する特別な状況のもとでは、規則不適用の要請を当局が検討する。 |
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検査で陽転した労働者、または検査を拒否する者は、米国内での就業を解かれる。 |
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最終規則発効後に採用された鉄道労働者のみ、検査を義務付けられる。 |
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連邦鉄道局の安全担当長官補(Associate Administrator for Safety)には、他国での同種のプログラムを認定する権限を与える。認定されるには、外国政府のプログラムは、第219項の要件(採用前検査や無作為検査を含む)を有し、第40項に用いられているものと同様の検査手続き、検査基準や薬物分析を採用していなければならない。 |
詳細は、連邦鉄道局のウェブサイト、www.fra.dot.gov/site/index.htmで閲覧できる。
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