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NSC発行「Safety + Health」2003年11月号

産業特集

建設業

OSHA、 ISEA、建設労働者保護同盟を結成


 シカゴ − 労働安全衛生庁(OSHA)と国際安全機器協会(International Safety Equipment Association: ISEA)は、大規模建設において、より安全で衛生的な職場を開発するため、同盟を結成した。
 OSHAのジョン・ヘンショー長官(John Henshaw, administrator)と国際安全機器協会のダニエル・シップ会長(Daniel Shipp, president)は、9月に開催された全米安全評議会(NSC)の年次会議&展示会で、協定に調印した。協定のもと、OSHAと国際安全機器協会は、大規模建設現場では危険分析(Hazard Analysis)をどう行うか、これを実演する教材を製作する。協会はまた、個人用保護具の優良慣行を推進する。
 その他の目標としては、会議、イベント、出版物や電子メディアを通じたアウトリーチ活動や、安全機器に関する全米共通基準や新事情に通じるよう、OSHA職員を支援するなどが挙げられている。
 OSHAと国際安全機器協会は共同で、多様な危害に対応した個人用保護具の適切な型式や、大規模建設現場におけるこれら保護具の有用性について、ユーザーを教育する。