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NSC発行「Safety + Health」2003年12月号
ニュース
エンジ議員、化学物質等安全データシートに関するOSHAの対応を称賛
ワシントン − 米国では、上院議員が問題に首を突っ込むと、概して変化が現れてくる。ここ数ヶ月間、上院雇用・安全・訓練小委員会(Senate
Subcommittee on Employment, Safety and Training)のマイク・エンジ委員長(Mike
Enzi, chairman、共和党、ワイオミング州)は、労働安全衛生庁(OSHA)に対し、化学物質等安全データシート(Material
Safety Data Sheets)の質と精度を改善するよう、促してきた。 エンジ議員は、10月23日、OSHAは努力していると述べた。被災者家族結束の会(Families
in Grief Hold Together、アラバマ州フェアホープ市、Fairhope,
AL.)の創設者・会長で、OSHAの全米労働安全衛生諮問委員会(National Advisory Committee on Occupational
Safety and Health)の市民代表、ロン・ヘイズ(Ron
Hayes)氏は、エンジ議員に対し、OSHAは、この問題に迅速に対応していないと苦情を申し立てた。この夏、エンジ議員は、OSHAのジョン・ヘンショー長官(John
Henshaw,
administrator)と書簡をやりとりして、当局は「この問題に対処するため、重要な措置をとりつつあるようだ」と、当局の努力を認めた。 一方、OSHAは、10月22日、化学危害情報伝達協会(Society
for Chemical Hazard Communication、バージニア州アナンデイル市、Annandale,
VA)との戦略同盟を正式に発足させた。この官民同盟は、ハザード・コミュニケーションおよび化学安全について、労働者の理解を深めることを目標とする。
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