このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
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NSC発行「Safety + Health」2004年1月号
ニュース
速 報
労働安全衛生庁(OSHA)は、採血後の汚れた注射針や採血管ケースの処分について、当局の方針を説明した安全衛生情報公報(Safety
and Health Information
Bulletin)を発行した。「使い捨ての採血管ケースは、工学的管理、労働慣行管理のもとに使用すれば、注射針事故を防ぐ最高水準の保護装置である」と、当局のジョン・ヘンショー長官(John
Henshaw, administrator)は述べた。
クレーン・デリック協議型規則作成委員会(Crane and Derrick
Negotiated Rulemaking Committee)は、1月5〜7日、ラスベガス(Las
Vegas)市で公開会議を開く。委員会は、これまでの会合で協議した問題について、資料案を検討し、新たな問題にも取り組む。
環境保護庁(Environmental
Protection Agency: EPA)は、11月18日付けの官報(Federal Register)で、低レベル放射性廃棄物、有害廃棄物と低レベル放射性廃棄物の混合、及びその他の低放射性廃棄物に関する規則作成案を予告した。これらの物質の「管理と処分に関する統合した枠組み」に向けたいくつかのアプローチについて、EPAは、コメントを募集している。コメントは、3月17日締め切り。
疾病対策予防センター(Centers
for Disease Control and Prevention: CDC)は、2003年11月14日、初の「CDC事情(State of
CDC)」報告を発行した。報告書は、2003会計年度のセンターの優先課題、業績、及び努力目標について、国立労働安全衛生研究所(National
Institute for Occupational Safety and Health:
NIOSH)の主要な成果も含めて、詳述している。職場や救急隊員を化学物質、生物学的要因、放射線、及び核の危害から守る緊急事態対策についてのNIOSHの論文や、世界貿易センター跡地で救助・復旧作業に携わった労働者やボランティアの健康診断に対するNIOSHの資金協力についても、詳述されている。
エクソンモービル(ExxonMobil)社は、全米安全評議会(National
Safety Council: NSC)のロバート・W・キャンベル賞(Robert W. Campbell
Award)のスポンサーに参加した。同賞は、安全衛生や環境をビジネスの基本価値として保持し、これらを生産性や収益性の向上と結びつけた組織体を顕彰する。同賞は、安全の草分け、ロバート・W・キャンベルNSC初代会長を記念して、その名を冠した。詳細は、www.Campbellaward.orgを参照のこと。
労働省(Department
of
Labor)は、セルビア(Serbia)に対し、同国の労働安全衛生の改善を支援するため、50万ドルの補助金を供与する。このプロジェクトは、同省の国際協力プログラムの一環である。エレイン・チャオ労働長官は、補助金は、「相手国政府が、この任務を遂行するのを助成する」と述べた。セルビアのゾラン・ジンジッチ(Zoran
Djinjic)前首相は、同国の労働災害の多発を理由に、労働監督局の全面的な再編を命令していた。
全米安全評議会(NSC)は、2004年度の安全緑十字賞のメダル(Green
Cross for Safety Medal)を、ダイムラー・クライスラー(株)(DaimlerChrysler
Corp.)のクライスラー・グループ(Chrysler
Group)に授与することを決定した。クライスラー・グループは、自動車の安全刷新、公共安全イニシアチブの支援と後援、及び従業員の安全衛生におけるリーダーシップが評価され、同賞を授与される。授賞式は、3月25日、Hyatt
Regency on Canptol Hill(ワシントン市)での寄付金調達目的の晩餐会で行われる。
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