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NSC発行「Safety + Health」2004年1月号

ニュース

OSHA、呼吸器保護基準に関し、公聴会を予定

 ワシントン − 労働安全衛生庁(Occupational Safety and Health Administration: OSHA)は、1月28日、ワシントン市で、呼吸器保護基準(Respiratory Protection Standard)に新たに指定保護等級(assigned protection factors: APFs)を盛り込む、使用限界濃度(maximum use concentrations: MUCs)を扱うといった、当局の修正案に関し、非公式の公聴会を開く。
 2002年6月6日、OSHAは、労働者や事業者が呼吸用保護具を正しく選択する一助として、全面的呼吸器保護プログラムの一部に指定保護等級を盛り込んで、現行基準を修正する旨、通知書を発行した。指定保護等級とは、全面的呼吸器保護プログラムの一環として従業員が着用する際、支給される呼吸器保護具に求められる職場の呼吸用保護水準を示す数字である。
 修正案には、指定保護等級表に関するOSHAの仮決定や、指定保護等級や使用限界濃度の定義、OSHAのいくつかの特定物質関連基準にある指定保護等級の必要基準に取って代わる修正案が含まれている。公聴会は、一般公開で、労働省ビルの講堂で開催される。