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NSC発行「Safety + Health」2004年1月号
ニュース
反復作業は、骨の損傷を招く
フィラデルフィア(Philadelphia) −
反復労働作業は、手根管など業務関連の筋骨格系障害の危険因子であるが、これが骨の損傷を招く恐れもあると、テンプル大学(Temple
University)の新しい調査は指摘する。 調査チームは、繰り返し手を伸ばし、つかむ作業を課したラットの行動を分析した。その結果、作業を開始してからわずか3〜6週間後には、骨の組織が損傷し始めることを発見した。これまで、科学者らは、手根管症候群などの障害は、もっと時間がたってから発症すると考えていた。 この所見から、障害が発症するかなり初期の段階で手を打つと、損傷の悪化を防ぐことができるのではないかと、調査の主筆、アン・バー(Ann
Barr)氏は説明する。調査報告書は、骨・鉱物調査ジャーナル(Journal of Bone and Mineral Research)(Vol. 18,
No.11)に掲載された。
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