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NSC発行「Safety + Health」2004年2月号

ニュース

調査報告:紫外線で、オフィスの病気を減少

 ロンドン − ランセット誌(The Lancet)Vol. 362、No. 9398)に掲載された調査報告によれば、紫外線で、換気装置内の細菌やカビを死滅させると、オフィスビル内の業務関連疾病を予防できる。
 紫外線殺菌照射は、全疾患を20%、呼吸器疾患を40%、粘膜疾患を30%減らした。アレルギー体質の労働者や喫煙歴のない人にもっとも効果がみられた。
 マクギル大学モントリオール胸部研究所(Montreal Chest Institute, McGill University)は、モントリオール市内のオフィスビル3棟を調査し、771人からデータを収集した。