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NSC発行「Safety + Health」2004年3月号
産業特集
OSHA、呼吸器保護規則の施行を延期
ワシントン − 労働安全衛生庁(OSHA)は、呼吸器保護基準(respiratory protection
standard)の結核への潜在的暴露に関する条文については、適用対象の組織に対し、遵守するための時間的余裕を与えるため、この施行を7月1日まで延期する。
この延期は、先月、OSHAが1997年の結核規則案を撤回したのを受けたものである。
「適用対象の労働者に対する毎年のフィットテストや健康診断などといった要件は、一部の事業者にとっては不慣れかもしれない」とジョン・ヘンショー長官は述べた。
「当局は、こうした事業者が、新しい要件をきちんと認識し、うまく遵守できるように、あらゆる機会を提供したい」と長官。
OSHAの呼吸器保護基準の要件を満たすには、事業者は、各々の呼吸器保護プログラムを改定し、毎年フィットテストを実施し、健康診断や呼吸用保護具の使用に関する訓練を毎年実施しなければならない。
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