このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
NSC発行「Safety + Health」2004年4月号

産業特集

 建設業

OSHA、6月までにVPP拡大を発表する予定

 イリノイ州ローズモント(Rosemont) − 労働安全衛生庁(OSHA)のジョン・ヘンショー長官は、第14回年次建設安全会議・展示会(14th Annual Construction Safety Conference and Exposition)での演説で、当局は、建設業の幅広い分野を対象とした自主的保護プログラム(Voluntary Protection Program: VPP)実施計画を6月までに発表すると述べた。
 ヘンショー長官は、関連の手続きは官報(Federal Register)で発表すると述べた。
OSHAの自主的保護プログラムは、事業者や労働者の優れた実績を公に表彰することで、職場に根ざした安全衛生を効果的に促進しようと企画されたものである。自主的保護プログラムでは、事業者、労働者、OSHAが協力関係を築き、包括的な安全衛生管理システムを実施する。現在、自主的保護プログラムでスター資格(star status)を獲得できるのは、所在地の定まっている建設企業のみとなっている。自主的保護プログラムの詳細は、www.osha.gov/dcsp/vpp/index.htmlで参照可。