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NSC発行「Safety + Health」2004年6月号

産業特集

 鉱業

MSHA:安全違反の多い事業場への罰則を再告示

ワシントン − 鉱山安全衛生庁(Mine Safety and Health Administration: MSHA)は、鉱業界に対し、「過度の違反履歴」がある場合は民事罰金を科すとした当局の規定を思い起こさせるため、4月、プログラム情報公報を発行した。
 公報によれば、MSHA法規は、違反歴の多い鉱山経営者や独立の請負業者に対し、高率の罰金を科すと規定している。違反歴は、6ヶ月の猶予要素も含めた、過去24ヶ月間における確定違反の合計件数に基づく。違反歴は、20反則点まで計上するようになっており、全履歴で20点まで重ねた鉱山経営者は、過度の違反歴があるとみなす。
 公報によると、罰金の最高額は6万ドルである。
 公報は、MSHAのウェブサイトwww.msha.govで閲覧できる。