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NSC発行「Safety + Health」2004年7月号

産業特集


 建設業

新基準で、建設の危険から一般市民を保護

 イリノイ州デプレーンズ(Des Plaines) - 建設現場周辺の公衆安全を改善するため、米国安全技術者協会(American Society of Safety Engineers)はこのたび、とくに建設作業中の公衆安全を扱った米国規格協会(American National Standard Institute: ANSI)基準を刊行した。
 A10.34-2001基準、「建設現場またはその近辺における一般市民の保護(Protection of the Public on or Adjacent to Construction Sites)」は、事業者、請負業者、建物所有者や救急隊員を対象として、空中、地上あるいは海上での建設の危険から一般市民を保護するための総合的安全ガイドラインを定めた。
 2001年8月にANSIが承認したこの基準は、公衆安全を危険にさらす可能性のある切断や溶接、発破その他の作業を網羅した公共危険管理計画の必要要件を打ち立てた。基準には、落下物防止も含まれている。
 基準の詳細は、www.asse.org を開かれたい。