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NSC発行「Safety + Health」2004年7月号

産業特集

 行政

CDC、健康と緊急事態対応に照準

 アトランタ − 米国疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)はこのたび、新しい目標を発表し、世界中の人々の健康によりよく貢献できるよう、事業を統合した。
 この発表は、CDCが1年前、数百にのぼる職員、政府機関、団体や一般市民とともに始めた未来イニシアチブ(Futures Initiative) と称する戦略的開発プロセスから案出した。
 CDCは、健康保護に関する二大目標のもとに、優先目標と投資対象を配列する。
  • 緊急対応:すべての地域社会の全構成員は、感染、環境、およびテロの脅威から保護される。
  • 健康の促進と疫病、傷害、および障害の予防:すべての人々は、生涯の各段階で最大限の健康の質を享受し、最大限の寿命を全うする。当局はまた、乳幼児、子供、青年、成人、高齢者といった生涯のあらゆる段階での健康によりよく貢献できる、絞り込んだ目標を立案中である。
 CDCは、現行の事業部署を4つの調整センターに統合して、公衆衛生への脅威、新規の課題、慢性的健康状態に対処するのに、資源を効率的に活用できるようにする。部署の詳細は、www.cdc.gov/niosh/enews/flash/enewsFLASH01.html で閲覧できる。