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NSC発行「Safety + Health」2004年7月号
保健衛生施設でのアルコール手指消毒液の使用にゴーサイン |
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シカゴ − 米国病院協会(American Hospital Association)の米国保健衛生工学会(American
Society for Healthcare Engineering: ASHE)は、全国防火協会(National Fire
Protection Association、マサチューセッツ州クインシー市、Quincy)が、生命安全規約(Life
Safety Code)の2000年度版、2003年度版を修正して、保健衛生施設の病室、廊下、スイートルームでのアルコールを主成分とした手用の消毒液の使用を承認・許可したと発表した。
ASHEによると、規約の修正版では、アルコール性手指消毒液の使用と貯蔵について、明確かつ詳細な基準を示して、潜在的な火災のリスクを最小にするガイダンスを提供している。また、手指消毒液のディスペンサーを、保健衛生労働者のアクセスと利用を最大化する場所へ設置できるようにした。
修正版の採択は、疾病対策予防センター(CDC、アトランタ市)、感染管理専門家協会(Association
for Professionals in Infection Control Inc. ワシントン市)、米国保健衛生疫学協会(Society
for Healthcare Epidemiology of America Inc. バージニア州アレキサンドリア市)ほか、感染管理および火災安全団体の会員の協力を得て、ASHEが主導した1年に及ぶ提言活動の成果である。
修正版に関する詳細は、www.hospitalconnect.com/ashe/currentevent/abhi.html を閲覧されたい。 |
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