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NSC発行「Safety + Health」2004年8月号

産業特集


 建設業

OSHA解釈書簡、幹線道路労働者に高可視性の服装を義務付け

 ワシントン − 労働安全衛生庁(OSHA)の5月24日付解釈書簡によると、幹線道路の往来で危険にさらされる建設労働者は、人目につきやすい服装をするよう義務づけられている。
 OSHAはこの書簡で、連邦労働安全基準は、信号旗手のみに服装を義務づけているものの、当局は、一般義務条項を用いて、危険にさらされる労働者に反射性の服装の着用を義務付けると述べた。
 当局は、連邦幹線道路局(Federal Highway Administration)の統一交通制御装置マニュアル(Manual of Uniform Traffic Control Devices)を拠り所とする、なぜなら同マニュアルは「高可視性の服装を必要とする事態の類型を特定するにあたり、産業慣行を反映している」からであると述べた。
 OSHAは、一般義務条項により、高可視性の衣服を提供しなかったという理由で、事業者を召喚できる。