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NSC発行「Safety + Health」2004年8月号

ニュース


報告:緊急隊員を危険有害性からよりよく保護すべし

  ワシントン − RAND(株)(RAND Corp.)および国立労働安全衛生研究所(NIOSH)が発表した新しい報告書によると、緊急隊員は、テロ攻撃や災害などといった緊急場面で直面する危険有害性から身を守るために、よりよい計画、訓練、調整、管理手順を必要としている。
 米国連邦議会での6月16日のブリーフィング(要点説明)で発表された「緊急隊員の保護第3巻:災害・テロ対応の安全管理(Protecting Emergency Responders, Volume 3: Safety Management in Disaster and Terrorism Response)」によれば、警察官、消防隊員、救急隊員の保護は、総合的緊急対応計画の最優先課題でなくてはならない。RANDの調査員、ブライアン・ジャクソン(Brian Jackson)氏は、緊急隊員が直面するすべてのリスクを取り除くことは不可能だが、総合的安全管理システムによるリスク管理で、もっと工夫できると述べた。このような安全管理システムは、3本の柱から成る。状況の情報収集、可能な選択肢の分析と意思決定、決定を実施するための行動。このサイクルのひとつが欠けても、「緊急隊員を保護することはできない」とジャクソン氏は述べる。
 このブリーフィングには、ジョン・ヘンショーOSHA長官(John Henshaw, OSHA administrator)も在席しており、緊急隊員の安全衛生は、米国の緊急指令システム(Incident Command System、本誌20頁、「ワシントン最新情報」参照)に統合すると約束した。
 報告書全文は、www.cdc.gov/niosh/docs/2004-144で閲覧できる。