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NSC発行「Safety + Health」2004年9月号
産業特集
バージニア州フェアファックス − 米国鉱業労働者連盟(United Mine Workers: UMW)は、5月27日、鉱山安全衛生庁(Mine
Safety and Health Administration: MSHA)の換気目的でのベルトの入口の利用に関する最終規則に異議を申し立てるため、コロンビア特別区控訴裁判所(U.S.
Court of Appeals for the District of Columbia)の再審理を求めて、訴状を提出した。
4月2日に刊行された最終規則では、作業現場や機械装置の設置中あるいは撤去中の場所の換気を目的として、ベルトの入口を空気の取り入れ口として利用することを認めている。従来、鉱業者は、MSHAが承認した場合にのみ、ベルト通風を利用できた。
UMWは、最終規則は、鉱業労働者の安全衛生を脅かすと述べた。採鉱現場の空気は、黒肺病を引き起こす爆発性かつ吸入性の粉じんを集めるとも主張した。また、ベルトの入口は、潜在的な火の元であると述べた。
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