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NSC発行「Safety + Health」2004年9月号
ロアノーク −ある製造業の工場では、従業員らが、練習していた緊急時の対応手段を実行に移した。その結果、Parsons
Manufacturing Co.の従業員150人は、7月13日、強度F-4のトルネード(大竜巻)がピオリア(Peoria)市近郊の225,000平方フィートの工場をなぎ倒した際、怪我ひとつなく避難した。
2:45p.m.のトルネード襲来の数分前、従業員らは、この建設・鉱業用部品の製造工場のなかにある3箇所のコンクリート強化シェルターに集まるよう指示された。トルネード後しばらくして、時速200マイルもの強風が工場を裂き、残骸にした。暴風は激しく、トイレから水が飛び出し、スチール製の梁が宙を舞うのを目撃した従業員もいた。
このような惨害にもかかわらず、重傷は報告されておらず、従業員は全員自力で工場を出ることができた。
工場の従業員や職員は、農場を突っ切ってくるトルネードを見つけ、直ちに従業員に緊急シェルターへ移動するよう警告したと述べた。
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