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NSC発行「Safety + Health」2004年9月号
メリーランド州ベセズダ− ジャーナル「Health Affairs」(Vol. 23, No. 4)に掲載された調査によると、米国の看護師は長時間勤務しており、患者に間違った服用量の薬を与えるなど、医療ミスのリスクが増加している。
調査は、看護師の40%は12時間を越えるシフト(交替勤務時間)で勤務していること、また、12.5時間を越えるシフトの場合、医療ミスは3倍発生しやすいことを突き止めた。
登録看護師の不足する現在では、シフト延長はごく一般的になってきており、看護師はしばしば、週40時間を越えて、または所定外の残業時間を勤務することが調査で判明した。これでは、医療ミスの増加を招きかねない。
調査チームは、長時間シフトや残業を減らすよう要請している。「12時間シフトの常態化は減らすべきで、残業は、とくに12時間シフトと連結した残業は、なくすべきである」と記す。
調査の詳細については、www.healthaffairs.orgを開かれたい
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