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NSC発行「Safety + Health」2004年9月号
産業特集
ワシントン − 連邦緊急事態管理局(Federal Emergency Management Agency: FEMA)と国立労働安全衛生研究所(NIOSH)は、救急車や非常用車両の衝突事故に関し継続中の調査で、共同作業を計画している。
「自動車衝突事故が消防士の死亡原因の第二位であることにかんがみ、消防士その他の緊急要員の安全を改善し、悲惨な殉職を予防するためには、NIOSHとの共同作業は、重要である」と、マイケル・D・ブラウン国土安全保障次官(緊急事態準備・対応担当)(Michael
D. Brown, under secretary of Homeland Security for emergency preparedness
and response)は述べた。
全米安全評議会(NSC)によると、データのある最直近年、2002年には、救急車3,878台、消防装置・車両2,610台、警察車両35,613台が、衝突事故に遭った。これらの衝突事故では、計179人が死亡、20,400人が廃疾傷害を被った。
NIOSHの緊急サービス車両乗務員安全評価プロジェクト(Evaluation of Emergency
Services Vehicle Occupant Safety Project)は、救急車衝突事故統計データの吟味や危険の特定および職務分析、適切な衝突試験方法の決定、乗務員の拘束システムの開発、救急車衝突シナリオのモデル化を含む。NIOSHは、2004年秋までに分析を完了したいと述べた。
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