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NSC発行「Safety + Health」2004年10月号

産業特集


 製造業

EPA、コークス炉からの有毒物質の大幅削減を提案

 ワシントン −
環境保護局(EPA)は、コークス炉バッテリー(炉団)からの有毒大気汚染物質の排出量をさらに削減するため、法律改正案を提出した。コークス炉では、製鋼所や鋳造所での製鉄に用いるコークスを石炭から作る。コークス炉バッテリーは、共有壁で接合した炉の集合体である。
 改正案は、5つのコークス工場のコークス炉バッテリー9基からの排出物質に適用される。EPAの1993年の排出物質基準は、これらの施設に、有毒大気汚染物質を削減するのに最大成果を得られる抑制技術(maximum achievable control technology: MACT)を活用するよう義務付けている。これらのバッテリーは、MACT仕様バッテリーとして知られている。詳細は、www.epa.gov/airlinks/pdfs/CORRpreamble.pdfを参照のこと。