このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
|
|
|
|
NSC発行「Safety + Health」2004年11月号
EPA: 米国の大気は、過去30年間でもっともクリーン |
|
ワシントン − 環境保護局(Environmental Protection Agency: EPA)は、2003年の6大汚染物質の総排出量の減少を受け、「アメリカの大気は、過去30年間でもっともクリーンである」と発表した。一酸化炭素、窒素酸化物、二酸化硫黄、粒子状物質、揮発性有機化合物、鉛の汚染物質6種類の年間排出量統計は、「人間の健康への重大性や、国家基準としての長年の役割」から、米国の大気の質に関する主要な指標としてみなされていると、EPAはいう。これら6種類の汚染物質は、年間3億150万トンから1億4,780万トンへと、51%減った。
EPAは、この進展の大部分は、1990年に制定された市場原理の酸性雨上限・取引プログラムによるものと評価した。9月22日に発行された「酸性雨進捗報告(Acid Rain Progress Report)」は、二酸化硫黄と窒素酸化物の年間排出量が、1990年以来、それぞれ510万トン、250万トン減ったことを示している。詳細は、www.epa.gov/airtrends/econ-emissions.htmlで閲覧できる。
|
|