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NSC発行「Safety + Health」2004年11月号

産業特集


 公益事業

EPA、4産業部門で、産業排水ガイドライン新設・改正を計画

 ワシントン −
環境保護局(EPA)は、排水管理の更新作業の一環として、新しく4つの産業部門を調査する計画を発表した。
 EPAの2004年排出水ガイドライン計画(2004 Effluent Guidelines Plan)によれば、当局は、現行の排出水ガイドラインを改正する可能性のある2産業部門を特定した。塩化ビニール製造業と塩素・アルカリ製造業である。また、未規制の2産業部門としては、空港の除氷作業と飲料水供給・処理業を特定した。
 排出水ガイドラインは、製造業や農業からサービス産業にわたる特定産業について、米国内の河川への汚染物質の放出を規制し、水質の改善を図る国家規模の規制である。水質保全法(Clean Water Act)は、排出水ガイドラインを毎年見直すよう、また必要に応じ、改正するよう、EPAに義務付けている。計画の詳細は、オンライン、www.epa.gov/guide/plan.htmlで閲覧できる。