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NSC発行「Safety + Health」2004年12月号

産業特集


 製造業

安全衛生公報、ロガーブーツの潜在的危険性を警告

 ワシントン −  労働安全衛生庁(OSHA)はこのたび、爪先をスチールで覆った誤表示のロガーブーツに関連する、死亡事故の防止を取り上げた安全衛生公報(Safety and Health Information Bulletin)を発行した。公報は、爪先をスチールで覆った安全靴のメーカー、Georgia Boot社(テネシー州フランクリン市)は、ロガーブーツの3モデルが、電流に対し抵抗があるかのような不正確な表現で誤表示されている可能性があることを、最近になって気がついたと報じた。
 この誤表示は、労働者の感電リスクを高める結果になろう。同社は、全米消費者製品安全委員会(U.S. Consumer Product Safety Commission)と協力して、およそ1万足のロガーブーツを自主回収した。公報は、www.osha.gov/dts/shib/shib093004.htmlで閲覧できる。