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NSC発行「Safety + Health」2005年2月号
ワシントン − 環境保護局(Environmental Protection Agency: EPA)は、オゾン層を破壊する燻蒸剤、臭化メチルの段階的廃止と割り当てを規制する規則を修正中である。修正規則では、残存する必要最小限のニーズを満たすため、新規の生産や輸入を適用除外として許可する。修正により、2005年には、必要最小限のニーズのために米国の基準消費量の約35%が確保される。
臭化メチルは、全米各地で、農業や日用品といった用途に広範に利用されてきた。用途例として、いちご・トマト栽培、製粉所の燻蒸などが挙げられる。今回の必要最小限の使用に対する適用除外は、技術的、経済的に臭化メチルの代替品がないユーザーを救済するために設けられた。
EPAは毎年、モントリオール議定書(Montreal Protocol)の枠内で、将来の必要最小限の臭化メチル供給量を規制する規則を公布する。臭化メチルの割り当てや使用量は、EPAが厳しく規制・監視する。
今回の措置および臭化メチルの規制については、www.epa.gov/ozone/mbrで詳細を閲覧できる。
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