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NSC発行「Safety + Health」2005年3月号
国際消防署長協会、保健衛生施設の火災安全報告書を発表 |
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バージニア州フェアファックス − 国際消防署長協会(International Association of Fire Chiefs: IAFC)は、先日、保健衛生施設の火災安全と法律問題の発生を検討した報告書を発表した。これら「保健衛生施設の火災安全をめぐる円卓会議報告書(Healthcare
Fire Safety Roundtable Report)」と「法律の新たな問題に関する円卓会議報告書(Emerging
Code Issues Roundtable Report)」の二つの報告書は、2004年に開催された会議の成果物である。
消防および保健衛生分野の専門家らは、介護施設、生活介助施設や退職者コミュニティなどといった施設内の生命安全をおびやかす危険を検討した報告書を作成した。会議の出席者らは、訓練、教育、傷害予防のための方針や手順、消防法・法規の適用の一貫性の改善や、避難計画なども含め、こうした諸施設での火災安全を改善する12の戦略を打ち立てた。
二つめの報告書は、シカゴ市やロードアイランド州ウォリック市(Warwick, RI)で2003年に起きたナイトクラブの大火災を受けて、消防法改正に向けた勧告を論じている。昨年の二つの会議には、50人を超えるさまざまな分野の消防専門家が参加したが、その際の討議内容を下敷きにしたものが、本報告書である。目標は、モデル統一消防・生命安全法を作成するための戦略開発である。
二つの報告書とも、www.iafc.orgで全文を閲覧できる。
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