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NSC発行「Safety + Health」2005年5月号

産業特集


 サービス業

労働衛生看護師、2005年度目標を設定

 アトランタ − 米国労働衛生看護師協会(American Association of Occupational Health Nurses Inc.: AAOHN)は、2005年度公益綱領で、従業員向け健康・福祉プログラムの改善、看護師の定着率改善をめざした企業支援、職場の暴力防止を、課題の一部として掲げた。
 主要な目標のひとつは、従業員向け健康・福祉プログラムを実施する事業者に報いる法律の成立を支援することである。
 「この領域での主要な目標の一つは、従業員向け健康・福祉プログラムを実施する事業者に報いる法律の成立を後援することである」とAAOHNのスーザン・A・ランドルフ会長(Susan A. Randolph, President)は述べた。「そうすることで、職場におけるいくつかの最重要課題、つまり、従業員の健康を改善して、健康管理費用を削減するというニーズに対処するのである。労働衛生看護師は、この課題に取り組むにあたり、常に主導的な役割を担ってきたので、われわれは、公益綱領に掲げて、これらの課題の注目度や認知度を高めたい」
 AAOHNは、看護師の定着化、新規採用に関し、企業を支援するため、職場の暴力防止手法を提供するアウトリーチ・プログラムを支援するなど、看護師やすべての保健衛生専門家にとって安全で衛生的な労働環境を増進する戦略を支持する。
 詳細は、www.aaohn.org/press_room/upload/policy%20platform%202005.pdf で閲覧できる。