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NSC発行「Safety + Health」2005年5月号

産業特集

 運輸業

鉄道庁、警笛に関する最終規則の発効を延期

 ワシントン − 連邦鉄道庁(Federal Railroad Administration: FRA)は、幹線道路と鉄道が交差する踏切における機関車の警笛の使用に関する暫定最終規則の発効日を、4月1日から6月24日に変更した。
 同庁は、この延期で、既存の警笛禁止令を存続させるか、または新しく静穏区間を設けるか、いずれにせよ、公務員の裁量内で必要な条件を整えられるよう、時間的余裕を与える。
 「全米各地の自治体が最終規則の公布を心待ちにしていることを、われわれは、よく認識している」と、FRAのロバート・D・ジャミソン長官代行(Robert D. Jamison, Acting Administrator)は述べた。「暫定最終規則は、踏切での列車の警笛の使用に関して、全米各地の自治体が抱えるさまざまな懸念や関心に充分応えるものと確信している」
 最終規則の詳細については、www.fra.dot.gov/us/content/1318を参照のこと。