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NSC発行「Safety + Health」2005年6月号

産業特集

 建設業

調査報告:墜落・転落は、建設業死亡災害の第1位

 ワシントン − 建設業調査政策センター(Construction Industry Research and Policy Center、テネシー州ノックスビル、Knoxville, TN)による新しい報告書によれば、墜落・転落は、建設業における死亡災害のトップの原因であった。
 過去13年間、センターは、労働安全衛生庁(OSHA)の監督官が作成する建設業の死亡災害記録、いわゆる書式170(Form170)の情報分析業務を、OSHAから請け負ってきた。
 調査チームは、2003年の災害707件を吟味し、屋根から、または屋根を突き抜けての墜落・転落は、建設業における死亡災害のトップの原因であり、死者76人にのぼることを突き止めた。
 構築物から、または構築物とともに墜落・転落は、第2位の原因で、死者74人を出した。
 調査は、建設業における死亡原因の順位は、ほとんど変化していないことを示している。