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NSC発行「Safety + Health」2005年6月号
ワシントン − 労働統計局(Bureau of Labor Statistics: BLS)安全衛生統計シリーズの2003年度第3次(最終)報告書によると、民間産業のおよそ130万件もの傷病は,傷病発生日の翌日以降、回復のために休業を余儀なくするものであった。
休業災害のもっとも多かった職業の上位3位は、1)肉体労働者、運搬者、2)大型トラック、トレーラートラックの運転手、3)看護助手、病院掃除係、付添い人であった。
捻挫・筋違いは、ほとんどの場合、腰痛を伴うが、これは、2003年の休業災害の43%を占めた。捻挫・筋違い、打撲傷・挫傷、切創・裂傷,骨折が複合したケースは、休業災害のおよそ3分の2を占めた。
労働安全衛生庁(Occupational Safety and Health Administration: OSHA)のジョナサン・L・スネア局長代理(Jonathan L. Snare, acting administrator)は、データの発表に際し、本データは、「もっとも効果の出るところに、アウトリーチや監督資源の照準を合わせるというOSHAの政策を実証するものである。本データは、われわれの戦略的管理計画(Strategic Management Plan)が正しい軌道に乗っていることを示している」とコメントした。
報告書全文は、オンライン、www.bls.gov/news.release/pdf/osh2.pdfで閲覧できる。
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