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NSC発行「Safety + Health」2005年6月号

産業特集


 サービス業

調査報告:病院のキーボードは、有害細菌の温床

 シカゴ − ノースウェスタン記念病院(Northwestern Memorial Hospital)が実施した調査によれば、病院のコンピューターのキーボードは、致死性の細菌を24時間も生きながらえさせることがある。
 調査チームは、調査の一環として、健康な人には一般に無害であるが、重症患者に感染すると致命的な3タイプの細菌で、キーボードを汚染した。
 医師や看護師は、患者と接触する前後には、手を洗うことになっているが、調査チームは、コンピューターの使用後も手を洗うよう、勧告している。本調査は、病院のコンピューターを対象にしたが、この結果は、学校や職場でのコンピューターについても、問題を提起するものである。