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NSC発行「Safety + Health」2005年7月号
産業特集
テキサス州テキサスシティ − 総合工事業者連合会(Associated General Contractors of America: AGC、バージニア州アレキサンドリア、Alexandria, VA)は、AGCのテキサス州北部および東部支部であるクオイン(QUOIN)や、 ダラス・フォートワース・ヒスパニック建設業協会(Hispanic Contractors Association of Dallas Fort Worth)、労働安全衛生庁(OSHA)とともに、5月18日、テキサス州北部の建設現場各地で、安全推進活動としての一時休業を組織した。
「一人一人のための安全意識」と題したこの一時休業は、建設プロジェクトを90分間停止させて、現場監督に、安全問題について労働者を教育・啓蒙させるよう、建築・建設業者を奨励した。監督者らは、とくに安全、不安全な状況や振る舞いを理解し、危険有害性や事故、ニアミスをなくすよう、労働者を訓練することに焦点を絞った。
このイベントは、任意であったが、多くのAGC会員企業が参加した。「安全一時休業は、職場の安全維持をめざすわれわれの責任感を強めるものである」と、ボブ・ムーア建設(Bob Moore Construction、フォートワース、Fort Worth)のエド・マクガイア建設業担当副社長(Ed McGuire, vice president of construction)は述べた。「ゼネコンが、労働者一人一人と安全問題を語るのに、数百万ドルプロジェクトを一時休業させる意欲を示せば、彼らの注目を引くだろう。これで、安全遵守を唱えるわれわれの主張を、下請け業者、現場監督者やあらゆるレベルの労働者に再確認させる。われわれの建設現場では、安全は義務であり、われわれは、これを徹底して守らせる、というのも、法律で義務づけられているからであり、われわれが守りたいからでもあるということを、一人一人、肝に銘じてほしい。これは、正しいことである」。
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