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NSC発行「Safety + Health」2005年7月号

ニュース


AFL-CIOの再編で、安全縮小

 ワシントン − 全米最大の労組は、組織内の意見対立と組織率の低下を背景に、この5月、安全衛生部(Health and Safety Department)を縮小、部員の半数を解雇し、新設の政府問題室(Government Affairs Office)に組み入れた。
  この動きは、労組の400人強の人員のうち、167人を解雇する大規模な組織改革の一環である。労組幹部は、これらの措置で、21世紀の諸問題により効果的に対処する労働運動を生み出すと述べた。
  しかし、労働活動家の多くは,安全衛生部の縮小は、労働者や労組の使命にとって痛手であると述べた。労組は、長年、労働安全を主唱してきており、AFL-CIOは、安全衛生に向け、国レベルで発言力を統一してきた。