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NSC発行「Safety + Health」2005年7月号

産業特集

 運輸業

ミネタ長官、国家鉄道安全行動計画を発表

 ワシントン − 5月16日、ノーマン・Y・ミネタ運輸長官(Norman Y. Mineta, Secretary of Transportation)は、国の鉄道安全改善計画を発表した。本計画は、ヒューマンエラーによる列車事故を防止する、危険有害物質(HazMat)の輸送安全を改善する、乗務員の疲労による危険性を最小化する、軌道の不備を検知する最新技術を配備する、安全問題のある箇所に監督官を重点的に配置するよう、計画されている。
  本計画のもと、ミネタ長官は、鉄道安全の第一人者数人とともに、ヒューマンファクターによる事故に取り組む新しい連邦規則を開発する。運輸省(Department of Transportation: DOT)はまた、鉄道各社がよりよい乗務員スケジュールを設定できるよう、疲労が事故にどう寄与しているか、調査を急がせていると、ミネタ長官は述べた。
  ミネタ長官はまた、事故が発生する前に安全重要地点に監督官と資金を配備する、全米監督計画(National Inspection Plan)を実施すると述べた。本イニシアチブの一環として、連邦鉄道局(Federal Railroad Administration)は、軌道を転がりながら、そのよしあしを自動的に検査できる特殊なハイテク鉄道車両に投資する。
  計画を閲覧するには、www.fra.dot.gov/downloads/Safety/action_plan_final_051605.pdf を開かれたい。s