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NSC発行「Safety + Health」2005年8月号

産業特集

 鉱業

MSHA、ディ−ゼル粒子状物質最終規則を発表

 バージニア州アーリントン − 鉱山安全衛生庁(Mine Safety and Health Administration: MSHA)は、6月6日、金属・非金属の地下鉱坑で、排ガスのディ−ゼル粒子状物質にばく露する鉱山労働者の保護を強化する最終規則を発表した。
  ディ−ゼル粒子状物質(Diesel Particulate Matter: DPM)の測定単位をより正確な単位へと変更することで、MSHAは、ばく露労働者の保護策をより効果的に施行できると述べた。新規則では、炭素総量で測定した暫定DPM濃度限界を、類似しているものの精度の高い、炭素元素で測定する許容ばく露限界に改定する。
  新規則はまた、ばく露性の他の健康基準で、MSHAが金属・非金属鉱山に用いている「体系的管理」を採用しており、鉱業者に追加の遵守手段を提示している。
  詳細は、www.msha,gov/regs/fedreg/final/2005finl/05-10681.asp を開かれたい。