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NSC発行「Safety + Health」2005年8月号
産業特集
ワシントン − 州知事幹線道路安全協会協会(Governors Highway Safety Association)の会長、ジム・シャンペイン中佐(Lt. Col. Jim Champagne) は、先日、米国のオートバイ死亡事故の増加は、オートバイ・ヘルメット州法がないのが原因であると非難した。
全米幹線道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)は、2004年のオートバイ死亡事故は、7年連続増と予測した。NHTSAは、2004年には、米国の路上で3,927人のオートバイ運転者が死亡したとの暫定推定値を出した。これは、2003年の7.2%増で、1997年の85%増である。オートバイの死亡事故は、1997年の自動車死亡事故総数の5%から、2004年には推定9%へと増加している。
「郊外に行くと、ヘルメット法は、個人の選択の自由を侵害すると、よく言われる。この主張の問題点は、個人の選択の自由が、社会へマイナスの影響を及ぼしてはならないということにある」と、シャンペイン氏は述べた。
オートバイ運転者全員にヘルメット法を適用しているのは、20州とコロンビア特別区のみである。
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