このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
NSC発行「Safety + Health」2005年9月号

ニュース


感電死事故が、NIOSH、ガイダンスを促進

 ワシントン − バージニア州での全米スカウト集会で、成人のボーイスカウト指導員が架線に接触して、4人が感電死、3人が負傷した7月25日の事故を受けて、国立労働安全衛生研究所(National Institute for Occupational Safety and Health: NIOSH)は、活線作業関連のハザードについて、ガイダンスを発行した。
  ガイダンスは、オンライン、www.cdc.gov/niosh/updates/upd-07-26-05-b.html で閲覧できる。NIOSHは、非意図的な接触による感電は、そのハザードや適切な予防措置を啓蒙することで予防できると述べ、電線の下またはその周囲で作業する場合の潜在的リスクを見きわめる一助となるよう、さまざまな資料を提示した。死亡したボーイスカウト指導員らは、テントを組み立てていたところ、そのポールが架線に接触したらしい。
  NIOSHによれば、架線関連の労働災害で、年平均で128人が死亡している。