NSC発行「Safety + Health」2005年10月号
産業特集
MSHA、ディーゼル粒子状物質のPEL引き下げを提案 |
バージニア州アーリントン - 鉱山安全衛生庁(Mine Safety and Health Administration: MSHA)は、9月7日、向こう5年間で、地下の金属、非金属鉱山におけるディーゼル粒子状物質の許容ばく露限界(permissible exposure limit: PEL)を段階的に引き下げる規則案を発表した。
MSHAによれば、当局は、6月、ディーゼル粒子状物質の暫定許容ばく露限界の測定単位を、総炭素400μgから、より精密な元素状炭素308μgへ変更するとした最終規則を発表した。
規則案はまた、たとえば鉱山労働者が医学的に呼吸用保護具を着用できないと診断された場合、既存の職務に配置転換すべきかなど、多数の質問に対するコメントを募集している。
規則案は、9月7日付官報(Federal Register)に発表された。オンライン、www.msha.gov/REGS/FEDREG/PROPOSED/2005PROP/05-17802.aspで閲覧できる。
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